異世界転生系主人公は何故トラックに轢かれるのか


どうも、ぬるをです。なろう小説の異世界転生系主人公がトラックに轢かれる理由を考察しました。よろしければお付き合いください。


 

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受け入れられやすい身近な死

異世界に転生するの必要な条件として、『主人公が不慮の死を遂げる』を採用している小説はかなり多数。主役として扱われることの多い10代、20代の若者の『死』の可能性として身近なモノは交通事故でしょう。加えて、乗用車に轢かれた時の死亡率はさほど高くない為、確実に転生する装置としては不十分。大型の貨物自動車、所謂トラックなら、主人公を死後の世界まで確実に送り届けてくれます。

 

対象や展開を選ばない

こちらも作品を構成していくうえで非常に都合がいい要素の一つ。病気や自殺によって命を落とすと、主人公の性格に多かれ少なかれ影響がなければ不自然です。通り魔に刺されるのはレアケース過ぎる故の不運属性、階段から落ちるのは間抜け属性がつくかもしれませんね。その点、交通事故ならこれらのような癖のあるキャラ付けはほとんどなく、後々の展開にほ然程影響しません。
この目的のために最適化されると、『特に理由のない転生』になります。これは、『何故かはわからんが気が付いたら異世界にいた』というポルナレフもびっくりの展開に。

 

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転生トラックは伝統

沢山の先駆者がいる・テンプレ化されているという事実のある転生トラックは、それだけで安心して話に組み込めます。作者が書きたいものは転生後のチートであり、導入部は無難な所を抑えておけばよいのでしょう。周りのみんなが転生トラックに轢かれているから自分もそれにしておこう、そんな日本人らしさもあるかもですね。凝りに凝った転生劇にしたところで、『異世界での物語が面白いか』という最重要項目に与える影響が薄いなら。手抜き云々よりもテンポ重視でトラックに轢かせるのも選択肢なのでしょうか。

 

追加オプション:人助けとのコンボ

必ずしも利用されるギミックというわけではないので、あくまで追加オプションの一つとして。子供を突き飛ばして自分が轢かれる、等といった『誰かを庇った死』の演出が容易であることも、この転生法の人気の要因です。最序盤から主人公の正義感や行動力を簡単にアピールできる為、後々のキャラ描写に余裕が生まれるようになります。転生トラックは属性付けが発生しないと前述しましたが、意図して善人らしさを示すことも可能、便利な車ですこと。

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