gcc不要!clコマンドでコンパイルしてみる


とりあえずC形式のプログラムを実行したいときや、gccコマンドを使用する環境が整っていないときには、VCのコマンドプロンプト+clコマンドが便利です、という話です。所要時間は2分くらい。


 

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前置き

『簡単なプログラムを書いてみたはいいが、実行の仕方が分からない』、『借りたPCにgccがインストールされていなかった』というときには、VisualC++(以下、VC)のコマンドプロンプト+clコマンドを使いましょう。手っ取り早くプログラムをコンパイル(実行ファイルに変換)することができます。

必要なもの

  • VisualC++
  • 実行用ソースファイル

ソースファイルについては、以下のものを例に解説しています。

//ファイル名:main.cpp
#include 
int main(int argc, char *args[]){
	printf("Hello, world!");
	getchar();  
	return 0;
}

実行するとはろーわーるどの出力+キー入力待ちを行う、ありふれたプログラムですね。如何にもサンプル、といった感じ。ファイル名はmain、ファイル形式はC++です。

 

VCのコマンドプロンプトを起動する

まずは、VC専用のコマンドプロンプトを実行します。VCを開き、ツール → VisualStdioコマンドプロンプト、の順で開きましょう。


*クリックで拡大


*クリックで拡大

こんな画面が出てきますね。起動完了です。

 

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cdコマンドで移動する

目標のファイルのディレクトリまで移動します。事前に、目標のファイルのパスをコピーしておくと楽ですね。


*クリックで拡大。実行するファイルのプロパティから、ファイルの場所をコピーしておきましょう。

続いてコマンドプロンプトに、以下のように cd (ファイルのパス) と打ち込みます。

//実行例 : プログラムファイルがデスクトップに合った場合
c:\program files (x86)\microsoft visual studio 10.0\vc\bin>cd C:\Users\(ユーザ名)\Desktop

正しく実行されれば、

C:\Users\(ユーザ名)\Desktop>

↑のような入力待ち状態になります。

 

clコマンドでコンパイルする

次はプログラムを実行可能にする作業(コンパイル)です。以下のように cl (ファイル名) と打ち込みます。

C:\Users\(ユーザ名)\Desktop>cl main.cpp

正しく実行されれば、


*クリックで拡大

上記のような文章が表示されます。これにてコンパイル完了です。尚、作成したプログラムにミスがあった場合は、ここで指摘されます。

C:\Users\(ユーザ名)\Desktop>cl main.cpp
Microsoft(R) 32-bit C/C++ Optimizing Compiler Version 16.00.30319.01 for 80x86
Copyright (C) Microsoft Corporation.  All rights reserved.

main.cpp
main.cpp(5) : error C3861: 'nullnull': 識別子が見つかりませんでした

 

プログラムを実行する

どうせなのでプログラムの実行までやってみましょう。ソースファイルのあった場所まで移動すると、objファイルとexeファイルが増えていることが確認できますね。これのうち、exeファイルをダブルクリックです。


*クリックで拡大

サンプルプログラムの場合はハロワが表示されますね。これにて完了です。

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