【レビュー】氷菓(アニメ)を完走した感想


どうも、ぬるをです。実写化云々で話題、2012年の春・夏アニメ『氷菓』の魅力的な点・残念な点を100%主観で垂れ流していきます。よろしければお付き合い下さい。

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あらすじ

省エネを身上とする高校一年生、折木奉太郎は、ひょんなことから廃部寸前のクラブ「古典部」に入部することに。「古典部」で出会った好奇心旺盛なヒロイン、千反田える、中学からの腐れ縁、伊藤摩耶花と福部里志。彼ら4人が神山高校を舞台に、数々の事件を推理していく青春学園ミステリ。
「わたし、気になります!」
奉太郎の安穏とした灰色の高校生が、この一言で一変してしまった?

(公式から引用)

 

キャスト

折木奉太郎 中村悠一
千反田える 佐藤聡美
福部里志 阪口大助
伊原摩耶花 茅野愛衣
折木供恵 雪野五月
入須冬実 ゆかな

 

作品の満足度


氷菓 (角川文庫)

青春学園アニメに、『日常の謎』を題材とした軽めの謎解きを加えたアニメですね。ミステリとしては薄さが否めないものの、青春アニメとしては最高峰。私としての満足度は95%、作画/音楽/声優/ストーリーの全てにおいて素晴らしい、文句なしの名作だと思われます。アニメは22話+OVA1話、原作小説は2017/7/26現在で既刊6巻です。少しづつですが原作も進んでいるので、いつか2期が来るかもしれませんね。

 

作画ド安定

最高峰の作画
©米沢穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
最初から最後まで作画が素晴らしく、歴代アニメの中でも最高レベルの映像に。背景がとにかく綺麗で、1話開始直後の桜でぐっと引き込まれました。キャラの作画も申し分なく、思春期男女の感情の微妙な揺れが非常に丁寧に描写されています。OPやEDも含め、最早パーフェクトといって差し支えないレベルです。流石京アニ。

 

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効果的なクラシック曲

クラシックのハマり具合は異常
©米沢穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
映像中では、バッハの『G線上のアリア』やベートーベンの『月光』など、知名度の高いクラシック曲が使用されています。これが『日常の謎』を題材としたこの作品のイメージと絶妙にマッチしているのです。特に、作中に多用される『シチリアーノ』(フォーレ)は、この作品用に作られたのではないかと錯覚するレベルの相性の良さです。

 

青春学園ミステリ

『日常の謎』を解き明かしていきます
©米沢穂信・角川書店/神山高校古典部OB会

本格的なミステリー作品ではなく、日常の謎を解き明かすことがコンセプトとなります。推理に必要な伏線はすべて描写されているので、謎解きモノの醍醐味である『考えながら視聴する』楽しみ方ももちろん可能。難易度はライトなので、視聴しながら推理して丁度良いくらいでしょうか。

序盤はやや物足りなさを感じるかもしれませんので、人物描写の話として割り切るのもありかもです。個人的には愚者のエンドロール編が好み。

 

やれやれ系の主人公

やれやれ系の代名詞ですね
©米沢穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
『やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に』。主人公の奉太郎くんは、『省エネ主義』をモットーとする、いわゆるやれやれ系の主人公です。このタイプのキャラは好みが激しく分かれるので、苦手な方はご注意ください。私としては大好物なんですがね。

 

ほうたるがいない、やりなおし

主人公ヒロイン説
©米沢穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
原作では、主人公くんがヒロインの千反田えるさんとチャットをする展開になり、そこで自分の名前『奉太郎(houtarou)』を『ほうたる(houtaru)』と打ち間違える→直すのが面倒なのでそのまま使う、というシーンがあるのですが。アニメ版では、残念ながらチャットパートが丸ごとカットされてしまいました。ファン待望だったこの場面をカットするとは…無念。

 



氷菓 / HYOUKA: THE COMPLETE SERIES

まだ視聴していない方は人生レベルで損をしているので、早急に見るべきそうすべき。一度完走した方も、謎を理解した上で2週目に入ると細かい描写や音楽をより楽しめるのでお勧めです。

©米沢穂信・角川書店/神山高校古典部OB会

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